【農業】東京・高円寺「小杉湯」さんの風流風呂でコラボレーション、貯蔵みかん風呂

私たちは徳島に移住する前、東京都足立区の北千住に住んでいました。

さらにその前は、杉並区高円寺に住んでいたのです!

しょう
大学卒業してすぐの時に、一番安い生活をしてみようと思って、高円寺駅から徒歩25分の風呂なし、トイレ共同、水道代込みで3万円のところに住んでたんだよね。
みお
あそこはリアル昭和の、Always三〇目の夕日の世界だったね。お湯もでなかったし。電気ヒューズだし。そしてトイレ!狭すぎてお尻はドアにつくし、トイレットぺーパーも持参だったから入りかけて1度で断念したんだよね。目の前にコンビニがあってほんと良かった。もちろんトイレに入る時は何か買ってたけれども!
しょう
なんか…ごめん(笑)みおさんが泊まりに…っていうか、職場が近いからってほぼ住み始めてからは、ほとんど毎日、銭湯に通ってたよね。
みお
そうそう、初銭湯が小杉湯でね!小杉湯にすっかりはまっちゃったんだよね。名物のミルク風呂、本当に気持ち良かったな~。

小杉湯って?

東京都・杉並区高円寺にある昭和8年創業の老舗銭湯。

とってもレトロな建物で、名物ミルク風呂、週替わり・日替わり銭湯、水風呂が楽しめます。銭湯内も綺麗だし、待合室もあって、すっごく居心地のいい銭湯なんですよ~。

昨年10月に訪ねた時は、ちょうどJTさんとコラボレーションして果実湯の他にバラやラベンダーのお風呂をしていました。仕込みに参加させてもらったけど、楽しかったな~。貴重な開店前の銭湯内で、二人でめっちゃリンゴ切りました!笑 でも、結構、大変なのね…、朝から切ってるって言ってました(到着した時、開店1時間くらい前!)果実湯の実施の裏にはこんな努力が…。

小杉湯は現在、三代目の平松佑介さんが就任して、先代のお父さんとお母さんのご家族で経営されています。そして、「銭湯ぐらし」というプロジェクトが2017年に発足され、銭湯が好きな方が様々な活動を形として残しています。そんな、昔ながらの銭湯の伝統と高円寺らしいカルチャリズムを発信し続けている銭湯さんです。

その活動に参加している一人が、しょうくんの大学時代からの友人でした。昨年の3月に徳島に遊びに来てくれた時に「市場に出せないみかんがあるんだよね~」って話をしている中で、ちょうど果実湯に取り組み始めていた小杉湯さんとのコラボレーションが決定しました!私たちにとっても思い出深い小杉湯さんと何かをご一緒できることになるなんて…ご縁って凄い。

コラボレーションを果たした風流風呂って?

風流風呂は、四季折々の薬湯を楽しみ、風情を感じられるというお風呂の企画。

あおとくるでは、4月に夏みかん湯、

番台の前では夏みかんの販売もありました!私たちの姿を可愛くイラストにしてもらってます。えへへ。この時はまだ、お風呂だけのメインビジュアルはなかったんですね~。

8月には、徳島と言えば、すだち!の、すだち湯を実施。もちろん夏みかんから、あおとくるでもPOPの作成をしていますが、この時からポスターのメインビジュアルを、塩谷歩波さんが担当してくれています。

塩谷さんは、小杉湯の銭湯番頭兼イラストレーターで活躍されています。最近ではNHKのドキュメンタリーにも取り上げられました。小杉湯に行くと、塩谷さんが銭湯を愛してやまない~って感じる小杉湯さんの図解とか、交互浴(温かいお風呂と水風呂に交互に入る入浴方法。疲労感の軽減に絶大な効果があるとか)のチラシを見ることができますよ。

銭湯に必ず貼ってある入浴マナーもすごく可愛らしい。

風流風呂が実現するまで

友人を介して、3代目とLINEでつながり(現代っぽい!笑)「徳島みかん夫婦と小杉湯コラボ」というLINEグループで、企画に関して、お互いすり合わせをしました。私たち農家側への作物の提供に関するヒアリングはもちろんのこと、3代目の「生産者の顔と想いが伝えられるお風呂にしたい!」という想いにとても心が躍ったものです。

そもそもこの企画は、<旬のフルーツを入れると、ポカポカと本当に身体が温かくなって気持ちが良い>、<お客さんから大好評!>というところからスタートしています。

最初は果物屋さんからフルーツを購入していたそうですが、何だかもったいない…という違和感を感じていたそうです。

「見た目やサイズが悪くて、市場に回らない果物があるのでは?」「もしかしたら全国の生産者さんから、そういった果物を提供してもらえるのでは?」

という発想から、

<生産者さんを紹介したり、PRしたりして、そこから商品も販売できるかもしれない>、<顔が見える人が作った旬の果物を入れたお風呂にお客さんに入ってもらいたい>、<生産者さんの顔と想いを伝えるお風呂は、お客さんの体も心もポカポカになってもらえるかもしれない>

という、お風呂のように温かい思いに、私たちは共感しました。というか、以前から大好きだった小杉湯さん…息子さんが銭湯を継ぎ、よりパワーアップしているとは…アツすぎる!!

こうして年間を通して、私たちは小杉湯さんと取り組ませていただくことになりました。そしてついに、念願の貯蔵みかん風呂が実現しました!

貯蔵みかん風呂

今回、提供したお風呂用のみかんは、市場で取り扱ってもらえないものでした。例えば、貯蔵している段階で水分が飛ぶので、果皮がしわっしわになってしまったものとか!これ、実は食べると甘くておいしんですけどね~、市場には出せないんです。やっぱり市場ってキレイな見た目のみかんではないと売れないので、食べたらおいしいみかんでも、出荷の時に除かないといけないんですね。

今回のみかんは、ネットに入れて果汁を絞れば、香りも十分に出てくるので、仕込みは楽だったそう。すだちは切らないと香りがでないので、頑張って切ってくれてました。感謝!関東ではあまり知られていない貯蔵みかんなので、今回は貯蔵みかんの詳しい説明が書かれているPOPも貼ってもらってます。私たちも、より貯蔵みかんを知ってもらえるようなPOPを作成しました。

【農業】意外と知られていない、みかんの産地 徳島県勝浦町の貯蔵みかん

2018.01.14

私たちのみかんが湯船に浮かんでます(感涙)市場に出ることはなかったみかんたち、晴れ舞台に喜んでいることでしょう。私も嬉しい!!

2日間の実施でのべ1,000名のお客様に入ってもらい、ぽっかぽかになって頂きました。私たちも元々は東京に住んでいたので、友人が入りに行ってくれたりと、嬉しい報告も!みんな、ありがとう~~

そして、お風呂から出たあとは番台に、みかん

物販スペースにも、みかん

より沢山の方に食べて頂けるように、と小杉湯さんがみかんを小分けにして、販売してくれました。

あ、もちろん、この販売用のみかんは、Webショップでも販売してるみかんです。ショップカードも添えてくれてます。ありがたや~

2日目の夜には発送した30kg全て完売!みかんで身も心も、そしてお腹も満たしてもらえたようです。みかん農家としてめっちゃ嬉しい!1年間頑張ってみかん作ってきて良かったー!!ほんと色々あったけど!!と思えます笑

こうやって小杉湯であおとくるを知ってくれたお客さんが、またみかんを買ってくれたり、それこそ泊まりに来てくれたら嬉しいなあ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1987年埼玉県生まれ。早稲田大学で映画を専攻。卒業後は、IT企業の企画営業を経て、某芸能事務所で広報宣伝を担当。現在は夫と共に農作業、古民家の改修を行いながら、ゲストハウスのロゴ制作などデザイン面を担当。無類の猫好き。愛猫あおとくるは目に入れても痛くないほど溺愛。若干あおに煙たがられている。旅好き。あおとくるオーナー代理、主にあおとくるのお世話係。