【全国床張り協会】床さえ張れれば家には困らない、が合言葉の全国床張り協会<徳島支部>を運営中! ~徳島支部が出来るまで~

徳島に移住した我々夫妻の目の前には、築104年(2016年当時)の農家さんの古民家。

みお
憧れの古民家ー!ちゃちゃっとDIYしてステキ空間にしてやるぜー!!!!

と、えらく興奮したものの、長らく農作業時の作業小屋だったので室内は使っていない。故に畳はボロボロ。いらない段ボールとか、朽ちかけの大量の布団とかも置かれていました。あと客室にしたいなあって思っていた1階の部屋と水回りがあったらしきスペースはみかんの貯蔵庫になってたし。

しょう
そうそう、水も山の水だったしね!トイレは外にぼっとん。お風呂なんてないですわww
みお
しかも窓ないやん。全部、障子窓やん。冬凍え死ぬww

とまあ、実は思った以上に改修が必要な状況でした。

こつこつちまちまとマイペースに2年かけて改修してきたのですが、今日は床張りの話をちょびっとまとめるよ。

床を張ろうと思うまで

私たちの目の前にはボロボロの畳…。

あ、これ、裏返してもあかんやつや。と瞬時に判断した我々は、畳を「えいやっ」とはがしては畑に捨て、はがしては畑に、はがしては畑に…(以下エンドレス)

そんな最中、新しい畳どうしようかな~、畳って高いよな~と思っていた我々の頭の中を愛猫あおとくるが駆けて行きました。

そうして悟った。

畳を貼っても、あおとくるが…絶対に爪でボロボロにして、絶対に走り回って、曲がる時にドリフトして、畳が爪でボロボロになるじゃん。そんで畳はすぐにお陀仏しちゃうじゃん。間違いない。あいつらなら、やる!!!!!特にくる!!!!

こんな無邪気な顔してやらかすんですよ、このお嬢さんは。

ということで、早々に畳から板張りの床に変更決定。まあ、モダンな印象にもなるし、手入れもしやすくなるしね。そんなわけで、早急に床を張れる技術を身につけなければならなくなりました。

そして目を付けたのが「全国床張り協会」なのです!!!!

※これを書いている時点で、愛猫くるは天に召されているのですが、過去を振り返るにあたっては欠かせない存在なので、がっつり出てきます。あんなにかわいい子はいねえ!ので文句なんて言わせねえです、て言うか名誉永久副オーナーだしね、悪しからず(キリッ)

全国床張り協会って?

しょう
今こそ、その時!全国床張り協会の床張り合宿に行こう!!
みお
(軽く肩をつかまれ前後に揺さぶられる私)わ、わ、分かった…から揺さぶらないで

“全国床張り協会”は、『ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方』(東京書籍、2012年)の作者である、伊藤洋志氏が2003年に設立された、床張りだけができるセミプロ大工集団のこと。床張りを通じて、日本、世界の住処を自分の手でつくっていく力を養いたい、という理念の下、床張りをしてみたい方や覚えたい方々に向けて、床張りを希望している現場でワークショップを開催している団体です。床張りが初めての人でも、一通りの流れが掴めれば、見る見るうちに床が張れてっちゃうんですよねえ~。ほんとか!?笑

ということで、我が家の床を張れるようになるぞ!と家族会議の末、相成りまして、滋賀で開催された1泊2日の床張り合宿に夫婦で参加しました。

各地から集まった若者たちが、ただただ床をね、張るために集まるんですよ。参加者の中には「ひたすら床を張りたくて!」というアツい(!?)思いで参加する人も。皆さん、交通費と参加費を払って本気で床張りの技術を習得しに来ているので当然っちゃ当然な心意気なんですけど。でも、ただひたすら床を張りたいって、会ったことないよ、そんな人!笑

最初はまず、その辺にある段ボールをひょいと伊藤氏が拾い上げまして(ぇ)サラサラと段ボールに床の構造図を描き、一般的な床張りについての説明。そのあと実際に現場を見て、これからやる作業の説明と段取りが行われました。そして実践!と、まさにアウトプットとインプットなワークショップでした!

花粉症を患いながらも、懸命に床を張る私。すでに様になってます笑

合宿終了後は、「自分でも床を張ることが出来る!」という達成感と自信がむくむく沸き上がりました。そして何よりも、床を張ることの楽しさを体感することが出来ます。私たちは直近で床を張らなければならないという差し迫った理由がありましたが、床張りは家具を作ったり、のちのち色々と応用できるので、床を張ることが間近になくても技術的な習得はオススメです。床張りはもちろんのこと、合宿の後に私たちは壁や家具も作っちゃってますからね。それも全て床張りの技術があったからこそ!ああ、床さえ張れれば住む家には困らないってこういうことだったのね~、と日々実感する毎日です。ええ笑

ちなみに素人集団が床を張るということになるのですが、やはり皆さん本気でいらしているし、他人さまの家の床なので緊張感もあり、写真を見ても分かる通り、素人が張ったとは思えないほど丁寧な仕上がりとなっております。

ということで、我が家でも床張り合宿を実施しました!

我が家は2階建て。床を張りたいのは1,2階にある計5部屋(約62畳)と思った以上に面積が。平方メートル換算だと、約100㎡。50m×50mくらいの広い空間です。小学校の時に50m走を走った、あの校庭を想像してみて、案外広いでしょ。

最初は夫婦2人で張る気満々だったんだけど、床張り合宿で床を大勢で張ったのが本当に楽しかったんですよね。案外、床張りの技術を習得したい人って多いなあって思ったし、あ、あと張る面積が案外広かったしね(笑)というわけで、我が家の床張りも!と、全国床張り協会に依頼して、2泊3日の合宿を実施することになりました。

合宿を開催するにあたって、協会長の伊藤洋氏とやり取りをすること数回。部屋の面積がね、広すぎるので、まずは2階の2間を張りきれればという目標で2泊3日の日程で開催することになりました。

張るのはこの2間。壁は床張り合宿の前に全て塗り直しました。その話はまた今度!

これがbefore。よく覚えておいてください。

まずは床の構造を伊藤氏にレクチャーしてもらって、床下の構造。根太を張っていきます。一言で言うと、床板の土台ですね。

2階の奥の部屋の真下が客室になるので、奥の部屋だけ防音対策で、石膏ボードを根太と床板の間にかませます。こんな感じ↓

防音対策、色々と調べたり大工さんや製材屋さんに聞いたりしましたが、徳島って、特に山近くの家は湿気がすごすぎて、カビがひどいんです。なので良く見かける、ふわもこの防音対策でよく使われるようなスポンジ上のものって入れたくなくて。色々調べた結果、コスパ的に石膏ボードにたどり着きました。石膏ボード、驚異的な安さですし!ホームセンターでも売ってるので手に入れやすいです。

こうして床下の骨組みを作ったら、いよいよ床板を張ります!作業に慣れると、みるみる張れていきます。写真は2日目。2日目とは思えないスピードです。

張った面積が増えれば休憩中にのんびり寝ることも可能(笑)

3日目となると、自ずとそれぞれ作業に向き合えるようになります。もうここまで来たら、伊藤氏も見守るのみ。

新しい床はみるみる張られていき、あ、もちろん私たち夫婦もバリバリ張ってます!笑

タイムアップの3日目の夕方には目標の2間が完成!全国床張り協会の焼き印を伊藤氏に押してもらいました。

完成…!!!!あとは、私たちが部屋に合うように床板を塗装するのみとなりました。床板の塗装の話もまた今度!

今回、床を張るのが初めてという素人集団が張ったとは思えない壮観な出来栄え!!2間20畳程の広さですが、2日半ほどで仕上がりました。

あ、これがafter写真です。beforeと見比べてみて!もう住める!!でも窓入ってないから無理だけど苦笑

いよいよ徳島支部!

で、いつ徳島支部の立ち上げの話が出たのかって言うと、実は合宿中に、伊藤氏から支部募集してるんですよという話を伺っていました。

支部設立の条件的には、

床張りワークショップ開催実績を1回以上つくる。→今回してるやん
支部長と副部長の2名と賛同者1名以上の会員→支部長しょう、副部長わたし、賛同者募ったらいけそう。
大工仕事ができる講師がいるとなおよい→大工さん、いる!てかお世話になった人おる!

てなわけで、できるじゃん!と笑

徳島でも改修しなくちゃ住めないような空き家が増えてきているし、私たちみたいに床張りの技術を習得したい人や依頼したい人がいるはず!と、徳島での潜在的なニーズを感じた私たちは徳島支部の立ち上げに動き出しました。

私たちはみかん農家なので、収穫期と出荷の忙しい冬場の5か月程はどうしても自由に動くことができません。農産物だから天気にも左右されるのでスケジュールをかっちり入れることができないんですよね。そこで一緒に運営してくれる仲間を募って、4名体制で運営することに。

もちろん私たち夫婦が言い出しっぺなので、問い合わせなど、私たちに気軽にご相談いただければ!

徳島支部への依頼について

徳島支部では、ワークショップでの床張りの依頼をお待ちしております!

開催条件としては、ご依頼いただいたご自身様も床張りに参加してもらうこと!ワークショップだけでは、ご依頼の床が張り終わらない場合もありますので、引き続きご依頼主様自身だけでも床が張れますよう技術を習得していただくことが良いと思います。

また、杉板(あるいは他の材木でも床板として加工してある板材)での床張りを推奨しています。

ワークショップを開催するにあたっての依頼主様の費用は、床材費(手配もご自身でしていただきますが、購入方法などサポートします!)、交通費(ガソリン代)、事務手数料(1~3万円※下見など現地での打ち合わせの回数に応じて)等です。作業中のお昼の手配も依頼主様にお願いしています。張る床によって、大工さんが必要だったりもするので、費用は変わってきますが、大体はこんな費用感です。

参加者はこちらで募り、参加者の参加費用などは徳島支部が受け取ります。参加者の交通費は参加者負担となります。

床を張ったことがない参加者が床を張りますので、大工さんのような完璧な仕上がりにはできません。ですが、参加者全員が真剣に取り組みますので、かなり精度が高いです。本当のことなのでもう一度言います。かなり、精度が、髙いです!ので、ご自身で床張りをしたい、床張りの技術を習得したいという方は是非ワークショップの開催をオススメします。

大工さんの日当分が浮く程度ですが、床張り仲間が増えて楽しいですし、一生使える技術が習得できるので絶対に損はさせませんよ♪お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはコチラ

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ABOUTこの記事をかいた人

1987年埼玉県生まれ。早稲田大学で映画を専攻。卒業後は、IT企業の企画営業を経て、某芸能事務所で広報宣伝を担当。現在は夫と共に農作業、古民家の改修を行いながら、ゲストハウスのロゴ制作などデザイン面を担当。無類の猫好き。愛猫あおとくるは目に入れても痛くないほど溺愛。若干あおに煙たがられている。旅好き。あおとくるオーナー代理、主にあおとくるのお世話係。