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4月末日からぽっかりと胸に穴が開いたような日々を過ごしていました🐓ーお知らせー

お久しぶりの投稿となりました!季節の変わり目の寒暖差に、あおとくるのみんなは体調を崩すことなく元気に過ごしていますが、実は4月末に羽毛(うもう)が旅立ちました。

4月上旬の羽毛。桜の花びらを加えてポーズ。お茶目なニワトリだったなァ。

あおとくるのみかん箱やドライ熟成みかんのラベルにも登場し、宿泊のゲストの皆さまからも、みかんの収穫メンバーからも「羽毛!」「羽毛たん!」「羽毛ちゃん!」と愛されていたマスコットキャラクター、雌鶏の羽毛

甘夏の樹の下も羽毛のお気に入りのスポットだった。

3月に入った頃から消化不良を起こし、一時は回復するも、4月に入った頃から病状が悪化し、徐々に衰弱していき、4月末日に旅立ちました。最後の最後まで羽毛らしい最後で、ガクッとなっては、「羽毛ー!ありがとう羽毛!!」とこちらが号泣するのをしり目に…す~~~~う、と身体を起し「い、生きてる…!?(思わず笑ってしまう)」を5時間程繰り返しました。重体の状態となった早朝から、羽毛をブランケットでくるんで身体をさすって温めながら、声をかけつつ、私と夫と羽毛とで最後の時を過ごしました。最後の瞬間、羽毛は重体になってから、ずっと閉じていた目をカッと見開き、私たちと目を見合わせてから、ゆっくりと目を閉じ、その短い生涯を閉じました。

朝、土間から出てすぐの羽毛。いざ散策へ!

土間のケージで寝起きをしていた羽毛。朝起きたら玄関を開け、羽毛を外に「いってらっしゃい」と送り出しました。縁側でのんびりしていると素通りしていく時もあったけど、「ごはんちょうだい」とやってきたらごはんをあげ、満足したらまた家の周りの散策に向いました。縁側でみかんを食べていると、走って寄ってきてはジャンプして、みかんをせがんできました。私たちが近くで作業していると「なにしてるの~」と近くをウロウロ。そして夕方になると、どこからともなく帰ってきて「開けて~」と玄関前でソワソワと待っていました。そうして小屋に入って水を飲んで、就寝。これが羽毛との毎日。日常でした。

夕方になると、帰ってきて玄関開けて~、とドアの前をうろうろしていた羽毛。

私たちの日常の中に羽毛がいました。

そこかしこに、羽毛の痕跡があります。羽毛が食べたであろう野菜の葉っぱ、羽毛が砂浴びで掘ったであろう穴、そして羽毛の抜けた羽やうんち。外に出ると、羽毛がどこかからひょっと出てきそうな気が、今でもしています。寂しくて、ぽっかりと穴が開いています。思い返せば、羽毛との日々は1年半年程でしたが、とても濃厚な時間でした。

みかんを食べてると、くれ~と足早に駆けてきた羽毛。食欲がなくなって食べなくなっても、みかんは食べてた!

羽毛、ありがとう。そして、羽毛を可愛がってくださった皆さん、ありがとうございました。

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みお
1987年埼玉県生まれ。早稲田大学で映画を専攻。卒業後は、IT企業の企画営業を経て、某芸能事務所で広報宣伝を担当。現在は夫と共に農作業、古民家の改修を行いながら、ゲストハウスのロゴ制作などデザイン面を担当。無類の猫好き。愛猫あおとくるは目に入れても痛くないほど溺愛。若干あおに煙たがられている。旅好き。あおとくるオーナー代理、主にあおとくるのお世話係。