2024年、あおとくるは変化の年でした。
4月、あおとくるの隣町である上勝町にクラフトジェラートTONPUKUをオープンしました!2023年から徐々に進めていた新規事業。2024年の年明けから怒涛の機材発注に搬入、店舗づくり、許可申請、そしてジェラートづくり!オープン直前の2週間は毎日朝から深夜まで怒涛の日々を送り、GWにグランドオープンすることができました!
工房を構えている上勝町の特産品や山の草木をつかった地域に根差したフレーバー(味わい)を中心に、あおとくるの季節の柑橘も贅沢に使用し、徳島県特産のフルーツはもちろん、徳島県の気候では栽培できないフルーツは県外の農家仲間から仕入れてジェラートにしています。
農家が6次化として作業場をつくり、自分たちの作物をつかった商品のみつくるのではなく、いちジェラートブランドとして独立した事業として立ち上げたので、今までふたりで営んできた“あおとくる”という体制が、このように変化したのです。
この変化をお伝えできぬまま、2024年度はあおとくるの情報をあまり出せませんでした。2025年度はSNSを通して、折々お伝えしていけたらいいな…と思っています。ブログはこんな感じで年1になりそうです。
2024年度産🍊熟成みかんの傾向
今年のみかんは全国的に収穫量が少ないです!全国各地、みかん産地と言えども栽培環境が異なってくるので一概にこれが原因!とは言えませんが、
・そもそも花が少なかった
・花の時期の天候不順で、花が落ちてしまった(結実できない)
・夏の猛暑でみかんが日焼けしてしまって売り物にならない
・天候不順からくる生育不良
・病害虫による被害
・カメムシが多く、被害にあってしまった(カメムシ嫌い)
・サルやハクビシンなどに食べられてしまった(例年以上に被害がありました)
などなど、前年度よりもみかん栽培にこれらが大きく影響した年でした。
特に全国的な夏場の高温における生育不良は顕著に果皮に見られます。そして、実りが少ないため、今年度のみかんは大玉傾向です。夏場に雨があまり降らなかったため、例年よりみかんが甘めではあります。しかし、全体的に収穫量が少ないので、今年は途中で売り切れてしまうかもしれません。お早めにご予約ください。
また、今年度は収穫時期が天候の影響でだいぶ遅れました。収穫期の11月になっても最低気温がなかなか下がらず、暖かい日が続きました。みかんは最低気温が下がることでによってオレンジ色に色づきが進みます。今年度は、十分な寒さが来ないため、色づきが遅れました。この色づきの遅れが、熟成みかんの蔵出しにどう影響するのか、今までになかったことなので、分かりません。今年は蔵出しが1月末頃になる可能性もありますが、わたしたちは寝かせているみかんを待つことしかできません。のんびりと待っていていただけたらありがたいです。
あおとくるでは、毎年、熟成みかんと一緒にレモン、オレンジ、麗紅、あまかのセットを販売していますが、今年は麗紅とあまかのセットはなく、レモンとオレンジもわずかしか販売できません。
レモンは1本しかありませんが、思っていたよりも収穫できました。しかし、天候の影響で加工用ばかり。これらのレモンはジェラートにします!あおとくるのレモンファンの皆さま、食べ損ねた場合は、是非TONPUKUの方で楽しんでいただけたら嬉しいです!レモンのジェラートは春頃発売予定です。レモンジェラートの製造の様子など、TONPUKUのインスタで更新予定です。是非フォローして様子を見守っていてくださいね🍨イタリア文化圏であるマルタ島を訪れた時に食べた、きゅ~っと酸味がしっかりと感じられて、レモンをかじっているような濃厚なフルーツソルベジェラートをTONPUKUで、あおとくるの山育ちのレモンでつくります🍨
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