来月6月の梅雨シーズン到来を考えるだけで、すでに気分は憂鬱なあおとくるの2人です。ほら見て☝カタツムリの赤ちゃんも生まれてるし、梅雨に向けて虫たちの体制も整えられている日々です。カタツムリは甘夏の上に乗ってます。ちなみにカタツムリはすっかり我が家のマスコットキャラクターになった羽毛の大好物であります。
カタツムリを見つけたら、一目散に走ってきて…文章では表現できない惨さで食べていきます…美味しそうに食べているけど…おうっぷ
GWは、2年ぶりに細々と再開した宿で、ゲストの皆さんと過ごし。羽毛は自他ともにすっかりマスコットキャラクターになってしまいました。数カ月前は本気で食べようと思ってたんだけどな…(笑)
GW中頃から咲き始めたみかんの花。外に出れば、むせ返るような花の香りが約2週間ほど続きました。
5月の防除は花が散る頃。主に防ぐのは灰色かび病です。花びらが落ちる時期に、その花びらに灰色のかびが生じると、着果数が減少したり、果実にかさぶた状の傷ができ、白くコルク化してしまう病気です。実が大きくなるにつれて、コルク化した部分が拡大するのも特徴で、かなり大きいと搾汁行きとなります。
また、花につられてやってきた訪花害虫も果実に傷を付けてしまうので、殺虫剤も合わせます。昨年は「こんなに被害があるなんて初めて!くっそー!」というぐらい、ヤノネカイガラムシという果実に寄生する虫が発生し、そいつら(気持ちこもってるでしょ笑)越冬してやがるので、園地から一掃する気持ちで、そらもう丁寧に散布していきました。ヤノネカイガラムシは、町内にあるJAから「5月〇日から〇日までが防除適期です」という放送が毎年流れるくらい柑橘農家にとっては油断大敵の害虫です。
害虫は本当に厄介で、昨年は我が家のみかん不足を招き、3桁万円の損害を出してくれやがった憎きカメムシたちも、来月からいよいよ対策せねばならぬ、みかんの木を枯れさせる悪しき害虫ゴマダラカミキリムシも、どちらも飛来してくる奴らなので、発生適期に殺虫剤を散布することで被害を抑えられるよう試みます。完璧には防げないけど、適期に対策することによって被害の度合いは変わります。こうやってね、みなしゃんにね、十分にね、みかんをお届けできるよう、栽培管理を行っております。昨年のカメムシ被害は防ぐ適期を逃したっていう要因もあったと思う。しょぼん😞
適期に適切な薬剤を吟味して選択しているので、毎回同じ薬剤を使うとは限りません。防除の後はしっかり使用した用具たちを洗います。
並行して草刈りもやりつつ、6月の夏の肥料までに剪定もガシガシ。
6月は雨の合間を縫って、夏の肥料だけでなく、カミキリムシ対策もしっかり実施しなければなりません。5月は防除が一番大切作業なので、あとの作業は心に余裕をもって出来るんですけどね。そんな心の余裕もあってか、カタツムリも含め、生き物たちとの出会いも多かったです。
今月のブログの最後は羽毛とキジバトで締めくくりましょう!たぶん、きっと来月もこのハト来る(笑)
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