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ニワトリが我が家にやってきた

2018年11月末、彼女たちはやってきた。

我が家にニワトリがやってくる?

相方の言葉を借りるならば、こういうこと↓

「もしあなたが1日200円で生き延びないといけないとしたら、生活を改善するために何をするか?」

という問いに対して、かの有名なビル・ゲイツ(マイクロソフト設立者)はこう答えたそうです。

「私だったら鶏を飼う」

とカッコよく、現在定期的に毎日新聞・徳島版の「うみやまリレーダイアリー」で連載している彼は、「愛らしい鶏たちとの暮らし」というタイトルでニワトリたちとの暮らしはじめをこう語り始めていました。

そう、兼ねてから彼は「ニワトリを飼いたい」「ニワトリいいなあ」「ニワトリほっしい」

と鳥類が苦手な私を洗脳していったのです。

ニワトリ、ひいては鳥類が苦手な私

いつの頃からか…いや、小学生の時に浅草の浅草寺(ハトめちゃくちゃいる寺)でハトにふんをひっかけられた時に違いないと思うんだけど、私は鳥が苦手でした。

あの鋭いくちばしで目を突かれたら、とか

足のうろこの気持ち悪さ、とか

固い翼でほっぺたを叩かれたら、とか

虫もそうだけど、空中を飛ぶ生き物って、想定できない動きをするから苦手。

何考えてるか分からないし。

みかん農家になってからは、ヒヨが果実を食べてダメにするから、憎しみさえ抱く時も笑

そんな鳥嫌いの私に対して、相方は、

「毎日、卵が食べられるんだよ」「ムカデも食べてくれるよ」

とニワトリの愛らしさや有益さを伝えて、事あるごとに洗脳してくるのであった。

卵は好きだから、毎日卵があったらいいよなあ、農家の宿っぽくていいよなあ、と何となくほだされてきていたが(笑)「まあ、そうそうニワトリなんて飼う機会は来ないでしょう」と悠長に構えていた。構えていたのだけど。

ニワトリは突然やってくる

隣町・上勝町のペルトナーレさんがニワトリを飼い始めるに伴って、「ニワトリ飼いたい!」熱が高まった相方の熱意に負け、2018年11月末を予定に数羽譲ってもらうことに。

ちなみに私は一切、お世話しない、でも卵は食べるぞ、という約束の元。

ニワトリを受け入れる準備を粛々と始める、夫であった。みかん収穫期間近なんですけどねえ!

そうして、ニワトリはやってきた

夫、早速ニワトリの本を購入。(こんな本あるんだ…)

夫、みかんの収穫が控えているにも関わらず、意気揚々とニワトリ小屋の制作を始める。(私はニワトリとは一切関わりたくないので、静観)

獣対策でしっかり土台を作りこみ、骨組みを立てている。(収穫に向けて、準備もあるのに…)

日に日に小屋の形を成してゆく。(貯蔵庫の掃除したいんだけど…)

あ、金網ね、よく小学校のニワトリ小屋で見たわ(いよいよかあ…やだなあ、鳥。)

中に止まり木と、餌箱なども設置してる。(意外と豪華!快適そうだよ、おい)

そして野菜畑の片隅に完成する小屋(しかも割と超大作)※撮影は最近のもの

そして、ついに「ヒヨコだからかわいいよ♡」とヒヨコを私に差し出す相方…

私は眉間にすごいしわをこしらえ、渋い表情をたたえながら、こうして我が家にニワトリがやってきた。

つづく!

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みお
1987年埼玉県生まれ。早稲田大学で映画を専攻。卒業後は、IT企業の企画営業を経て、某芸能事務所で広報宣伝を担当。現在は夫と共に農作業、古民家の改修を行いながら、ゲストハウスのロゴ制作などデザイン面を担当。無類の猫好き。愛猫あおとくるは目に入れても痛くないほど溺愛。若干あおに煙たがられている。旅好き。あおとくるオーナー代理、主にあおとくるのお世話係。