8月!ギラギラと太陽が眩しい暑い季節がやってきました!
ただ、私たちが山の中で農業をやっていることもあって、8月中旬以降は午後に雨雲が発生して雨模様(しかも割とどしゃ降り)という日が多く、大気の不安定さをひしひしと感じていました。夕方の雷雨や早朝の雨で雨量計には着々と雨水が溜まっていきました↑
作物には適度な雨が必要なのですが、作業するにあたっては困りものです。
昨年は8月末に10日程長雨が続き、その影響でカメムシが異例の大発生!みかんが被害に遭い、大量のみかんを破棄せざるを得ませんでした。こうした天気の影響によって被る病害虫のトラブルは、露地で栽培している作物にはつきなので、我々も100%防ぐことはできません。でも対策してなかったら、甚大な被害が起きることが目に見えているので必死です。だって対策しても、めっちゃやられてるから(´;ω;`)
そんな昨年の悪夢を繰り返さないためにも、天気アプリ4つに気象庁のサイトも確認して、そして最終的には目視で見極めながら、防除作業を何とかこなしていきます。
この時期になると、みかんも大きくなってきて、病害虫にやられてしまった実も目に付くようになってきます。
8月のみかんの作業は草刈り、防除(農薬散布)、適時見回りしながら摘果(悪い実や実っていない樹の実を落とす)をしながら、いよいよ徳島と言えば、この柑橘!すだちの収穫がはじまりました。
あおとくるに限らず、県内全域で今年のすだちは花付きが少なく、JAの記録が残っている1999年度以降で最低とのことでした。着花量が少ないということは、それに比例して実も少なくなるということで、今年は全体的にすだちの量が少ない年となりました。
あおとくるでは年始に、すだちの樹が元気がないのが気がかりで、すだちの篤農家さんに相談して対策する等、皆さんの元へ無事にすだちをお届けできるように栽培に励んできました。実の総量は少ないけれども、つやつやとしたすだちを今年も実らせることができました。
今年は適時、雨も降ってくれたので、潅水することもなく、ふくふくと果汁を蓄えてくれました。
すだちは9月下旬まで、旬真っ盛り!爽やかな香りとキリッとした酸味が身体にじわっと染みて多幸感満載です。あおとくるでは現在すだちを継続して販売していますが、期間はすだちを全て収穫し終えるまで!まもなく終了の予定なのですが、関東にお住いの方に朗報です!
今年も11月3日(祝日)文化の日に、荒川区の全銭湯で、あおとくるのすだちを使ったすだち湯が開催予定です!季節の変わり目の秋口です。是非大きな湯船でゆっくり身体を温めつつ、すだちの香りでリラックスしてくださいね。梅の湯さんではすだち青果の販売もありますよー!
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